お知らせ
パーキングセンターイン飯塚(認知症の人と家族の一体的支援プログラム)開催報告(10月)
令和4年10月29日午後1時半から午後3時半まで、今年度4回目のパーキングセンタ
ーいいづかの活動でした。
私たちの地区はミーティングセンターの名称を参加者のお孫さんにネーミングしてい
ただいた、『パーキング センターいいづか』として活躍をしています。
今回は、認知症当事者とご家族(4名、2組のご夫婦)が4名、専門職が3名、視察で福津
市役所、福津市地域包括支援センターの方々が5名、計12名でした。
私が所属しています、飯塚記念病院福岡県認知症医療センターの事業の1つ、今年度
より全国で始まった、診断後等支援事業の1つ、当事者等の交流会の開催の一環として、
月1回、土曜日か日曜日の午後に、サービス付き高齢者住宅、アップルハートリビングいい
づかを拠点にして活動を展開していました。
ただし、今月から諸事情により筑豊緑地公園(プール管理棟 研修室)にて活動場所を
移し、展開しています。
今日は、自己紹介を兼ねて、6月からの近況報告を参加者一人一人語り合い、ご本人た
ちは筑豊緑地公園をウォーキング、ご家族はそのまま研修室に残り、お話しをされました。
それぞれスタッフが同伴して対応しましたが、ご本人たちが約束した時間に帰って来ず、ご
家族が探しに行くといった一幕もありました。
又、自己紹介の順番を設定するのに、来月の誕生者を尋ねると、ご家族が来月誕生日で
あったので、一足早い誕生日プレゼントを江頭からお渡しさせて頂きました。
ご本人たちはウォーキングをしながら、(秋の紅葉をみて)『綺麗だね~。』と話し、ご家
族のミーティングでは、『ご本人をデイサービスに連れて行ってみようかなぁ。』、早く手立
てをしていたら・・自責の念にかられることがあると本人が認知症発症当時を振り返るよ
うな発言があっていたことが話題となりました。
活動後の専門職によるミーティングでも、前回同様、皆が集う場、語らう場の大切さを
共有し、ご本人の思いも大切ではあるが、ご家族の思い、気持ち、姿勢を尊重、励ますこと
も大切ではないかということが話題になりました。併せて、ご家族がミーティングを仕切る
ようになって、そのご家族の変化に専門職がびっくりしたと感じたひとときでもありまし
た。
最後に、今回視察に来ていただいた福津市の皆様からのおすすめは、かがみの海だそ
うです。いつか、参加者で行きたいですね。福津市の皆様、本当にありがとうございました。
(→活動の案内は添付のPDFを御覧ください。)