令和５年7月２１日（火）、飯塚市地域ケア会議（穂波西地域包括支援センターつばき

苑）にアドバイザーとして、当院 認知症医療センター室長の江頭が参加させて頂きまし

た。

　地域ケア会議では、江頭の他に、介護支援専門員、主任介護支援専門員、栄養士、理学

療法士の方々など、見学者を含めて、１５名の他職種の専門職で、対象者の自立に向けて

の解決方法等に議論しました。

　今回は、２名の方々の検討を行いました。精神保健福祉士の立場から、生活面や医療面

等のアドバイスをさせて頂きました。１例目は自分のことは自分で頑張っているが、大きな

病気を抱えていて先のことが心配なケース、２例目は父親を亡くしたことで心身の状態が

悪化したケースであった。

　両事例共に、介護保険に基づくサービス支援だけでなく、訪問看護といった医療保険対

応のサービスの導入を組み合わせて支援していく必要性について、話題にさせて頂きまし

た。

　単身独居の高齢者の方の支援をいかに、様々なサービスを駆使しながら支援していく

か、本人の意向に沿いながら検討していく大切さを学びました。

　最後になりますが、参加者の皆様を始め、このような機会を頂きました、飯塚市様、穂波

西地域包括支援センターの関係者の皆様方に大変感謝いたします。　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　※今回は地域ケア会議の報告について、本レポートのみとなっています。