お知らせ
R5.8.28(月)開催 飯塚市認知症ケア会議での話題提供を実施
令和5年8月28日月曜日、飯塚市認知症ケア会議に、当院 認知症医療センター室長
の江頭が参加させて頂き、江頭は今年度、本会議の副座長に指名して頂きました。
飯塚市認知症ケア会議では、江頭の他に、飯塚医師会、飯塚歯科医師会、飯塚医師会
(認知症サポート医、認知症初期集中支援チーム)、福岡県社会福祉士会、飯塚地区消防
本部などの団体からの推薦を受けて、15名の委員で構成、当日は12名の参加者でし
た。
今年度第1回目の会議において、「福岡県認知症医療センターからみた、飯塚市認知症
施策の現状と課題」という演題にて、30枚のスライドをわずか10分弱の時間で報告する
という中で、【現状】として、かかりつけ医と認知症専門医療機関との連携が課題、家族が
「認知症」に対する理解がない、乏しい、認知症サポーター養成講座修了者、受講者が少
ない、本人が受診をしない、サービスを拒否、運転免許の問題があることを報告いたしま
した。
【課題】として、①かかりつけ医と認知症専門医療機関との連携、②本人、家族が認知症
の理解が乏しく、その解消として、認知症初期集中支援チームの活用、認知症サポーター
養成講座、チームオレンジの創設を提言させて頂きました。
又、まとめとして、行政を核として、認知症の人と家族、支援者、飯塚市民全員が、その
人らしく、住みなれた地域に向けて、地域づくり、施策を実行していくことが今後必要にな
っていくと思われます。
認知症ご本人、認知症の方を支えるご家族に耳を傾け、いかにしていくかを問いかける
時代であると考えます。
最後になりますが、参加者の皆様を始め、このような機会を頂きました、飯塚市様、飯塚
市認知症ケア会議参加者の皆様方に大変感謝いたします。
※飯塚市認知症ケア会議の報告について、添付のpdfファイルをご覧ください。