精神科救急病棟
治療プログラム
精神科救急病棟では、早期症状安定・3ケ月以内の退院を目標とし、医師・看護師・薬剤師・作業療法士・精神保健福祉士・臨床心理士らが連携し、チーム医療を展開しています。
薬物療法である程度症状が落ち着けば、精神療法に加えて、作業療法や心理教育などのリハビリテーションが開始となります。基礎体力・身体感覚の回復を目的としたエクササイズ、気分の安定や回復ペースを把握するための創作活動、楽しむことを目的としたレクリエーション活動、対人交流やコミュニケーションを目的とした小・大集団の活動など、患者様の回復度に応じて提供していきます。
心理教育の一つである治療支援プログラムでは、各職種による講義を行っており、「病気の原因」「治療について」「薬の効果について」「薬の副作用」「社会資源」「さまざまな制度」「外来・訪問看護」「デイケア」などについて体系的に学ぶことができ、再発防止に役立てることができます。